大和まな

以下では、最近注目されている青汁の成分「大和まな」について紹介します。

伝統野菜で青汁を

大和まなの画像中国から渡来した漬け菜は、日本でも最も古い野菜の一つです。
そしてそのあと全国に広まり、各地に独自の品種が成立していきました。
その一つが、大和の伝統野菜に認定されている、「大和まな」です。

葉は大根葉に似た切れ込みがあり、緑が濃厚。
肉質は柔らかく、甘味たっぷり。
小松菜、野沢菜、畑菜、水菜、チンゲンサイなどと同じ仲間で、これらの葉物野菜よりも柔らかく、風味に癖がなく、おいしいと評判なのです。
全国的にはあまり馴染みがないかもしれませんが、奈良県では古くから親しまれてきた野菜で、「大和まなの煮浸し」などはおふくろの味、という方が多いのではないでしょうか。

そんな大和まなですが、最近では青汁の原料として使用されるようになりました。
今のところは、カイゲンの「はちみつレモン青汁」のみのようですが、これから注目されそうな野菜なのです。

大和まなの栄養

大和まなは、甘味があって食べやすいだけでなく、栄養面でも大変優れています。

似ている野菜としてよく小松菜があげられていますが、その小松菜に比べると、リン・ビタミン類(E、パントテン酸、C)・食物繊維が豊富。
ほうれん草やチンゲンサイと比べると、それら以外にカルシウム、ビタミン類(K、ナイアシン、B6)が多く含まれているという結果が出ています。

また、これまでにされた研究結果から、大和まなの含有成分であるフェネチルグルコシノレートおよびブテニルグルコシノレートを長期間与えられたマウスに、体重増加および脂肪の蓄積が抑制されることが判明!
さらに、血糖値を抑え、動脈硬化予防にも最適で、発がん性物質を抑制する効果もみられています。

以前は、葉の形や丈のバラツキなどで生産が限定されてしまい、一般家庭には「幻の野菜」でした。
しかし、大和まなの含有成分が非常に効果的であり、栄養価が高いことで、奈良県農業総合センターが、奈良先端科学技術大、奈良女子大、ナント種苗と共同して、新品種の大和まなの研究に取り組み、開発に成功。
従来は冬野菜として冬季のみ栽培していましたが、ほぼ周年栽培ができること、日持ちのいいこと、抗炎症成分の含有が高いなど、優れた特徴を持つ野菜として生まれ変わったのです。

これからさらに、栄養たっぷりの美味しい野菜として注目が集まるのではないでしょうか。

 
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